うまれつき

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日本語[編集]

名詞[編集]

うまれつき(ま)れき】

  1. 生まれた時点。
    • わたしは世間から嫌われています、世間の人からいい笑い物にされています、それは、わたしが生れつきから、そんなであったんじゃありません、継母(おっか)さんが悪いんです、(中里介山『大菩薩峠 小名路の巻』)
  2. 生まれた時から備わっていること。生得的なこと。またそのような能力性質
    • ついでだから余計なことを言うが、味が分らないということは名誉でも不名誉でもない。生まれつきであってみれば、鼻が高いとか低いとかいうことと同じ、別に恥ずかしいことでもない。(北大路魯山人『道は次第に狭し』)
    • その上早く女親に別れましたせゐか、思ひやりの深い、年よりはませた、悧巧な生れつきで、年の若いのにも似ず、何かとよく氣がつくものでございますから、御臺樣を始め外の女房たちにも、可愛がられて居たやうでございます。(芥川龍之介『地獄變』)

副詞[編集]

うまれつき【生(ま)れ付き】

  1. 生まれた時から。生来
    • その弟子は生れつき色の白い女のやうな男でございましたが、(芥川龍之介『地獄變』)

発音[編集]

う↗まれつき

動詞[編集]

うまれつき

  1. うまれつく」の連用形。