ものぐるほし

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古典日本語[編集]

形容詞[編集]

ものぐるほしほし】

  1. 正気失ったような気持ちになるさま。
    • つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。(吉田兼好『徒然草』)
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
ものぐるほし ものぐるほ (-しく) -しく -し -しき -しけれ シク活用
-しから -しかり -しかる -しかれ