トーク:なかんずく

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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「なかんづく」が古典日本語か否か[編集]

「なかんづく」についてMtodoさんは単なる歴史的仮名遣いであり古典日本語ではないとおっしゃっているようですが、「なかんづく」はネット上の古語辞典(Weblio古語辞典古語辞典)にも私の手元にある紙の古語辞典にも掲載されている語で、古典日本語であると言って良いかと思いますがいかがでしょうか? --M-30722 (トーク) 2020年11月18日 (水) 11:14 (UTC)[返信]

他の記事においても言えることですが、国語改革で仮名遣いが変わっただけのものについて現代日本語と古典日本語に分けるメルクマールとするのは抵抗があります(メルクマールとしては、1880-1890年頃の言文一致前後でしょう、それ以後しばらくは、旧仮名現代文と擬古文が併存します)。言語とは原則「音声」なので「発音」も「意味」も同じならば同一の言語と捉えるべきで(だから、現代仮名遣いに変換しただけで戦前の文も現代日本語の例文に使える)、歴史的仮名遣いの語を見出語として古典日本語の記事として書くのは理解できますが(この場合、旧仮名現代文(擬古文を除く明治後期以降国語改革まで文)を例文に用いるべきではない)、現代仮名遣いの記事に大上段に語源論を付すのは滑稽感があります。参考として「歴史的仮名遣い」を付すことで十分だと思います。なお、用言については、活用が異なりますので、仮名遣いだけの問題ではなくなるでしょうが。--Mtodo (トーク) 2020年11月18日 (水) 11:53 (UTC)[返信]
発音に関しましては南北朝時代あたりまで遡ると「なかんどぅく」のように発音していたと思いますので発音についても古典日本語と現代日本語との間で違いはあると思います。英語版Wiktionaryでは語源欄に、例えば英単語に中英語由来や古英語由来、フランス語の単語に中世フランス語由来や古フランス語由来のものを語源として扱っており、それに倣って日本語版Wiktionaryの方も書いておりましたが、例えば英語のbrotherという語は中英語のbrother、そして古英語のbrōþorに由来するとありますが、英語のbrotherを中英語のbrother由来、及び古英語のbrōþor由来とすることに関し、それぞれについてMtodoさんの見解はいかがでしょうか。 --M-30722 (トーク) 2020年11月18日 (水) 12:23 (UTC)[返信]
とりあえず上記の古英語のくだりは置いておきまして、私が引っかかるのは「「発音」も「意味」も同じならば同一の言語と捉えるべき」という部分です。私の認識では、古典日本語は「カテゴリ:古典日本語」という独立した言語カテゴリを持ちますし、(現代)日本語(jpn)とは異なる言語コード(ojp)も付されていることもあり、Wiktionaryにおける扱い上は別の言語として扱われていると考えております。また、Wiktionary:編集室#古典日本語のカテゴリ名を「古典日本語」にしたいの議論の中で、TAKASUGI Shinjiさんが「「古典日本語」のほうが、別言語として扱っている感じが出て、良いです。」と発言されていることからも日本語と古典日本語はWiktionary上では異なる言語として扱われているというのが共通認識であると思っておりましたが、Mtodoさんの認識では日本語と古典日本語は同一の言語であるという認識でよろしいでしょうか?
なお、私は別の言語として扱われているという認識があるので、「うなぎ」のように綴りも意味も同じであっても古語辞典に掲載されていれば日本語の見出しとは別個に古典日本語の見出しを設けて別々に記述を行うべきであると考えておりますが、この「うなぎ」に古典日本語の欄を設けることの是非はいかがでしょうか?
もし認識に相違がございましたら、これは既存の複数の項目に影響が及ぶ話となりますので改めて話し合いの場を設けたく思います。 --M-30722 (トーク) 2020年11月18日 (水) 18:40 (UTC)[返信]