トーク:門人

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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参照のリンクについて[編集]

字数制限がなくなったからと言って「要約」の欄を使うのはあまり適当でないと考えるため、こちらに書きます。

template:seeは、元々、"pan","PAN"など、同一の文字ではあるが、大文字・小文字など字形が異なるものの組み合わせで、語が異なるものにガイドとして使用するのが元々の利用法です(en:template:see参照 印欧諸語相互の関連づけの機能もあるかもしれません)。日本語の場合はひらがな・かたなかの関係がそれに当たると言えるでしょう。それが少し拡張して、「文字ではない約物(ピリオド、接辞化の"-" など)」が添えられる場合、さらに拡張してダイヤクリティカルマークのついた場合(日本語においては、濁点・半濁点をこれとみなしています)などまでフォローしています(なお、英語版ではこの数が多くなりすぎる場合があるため「付録」に飛ばす場合があります)。又、漢字の場合は、日本語の新字体表記が旧字体表記(≒繁体字表記)にも簡体字表記にも合致しない場合で同じ語が中国語にもある場合に利用しています(なお、中国語が見出し語の場合、これを用いません。なぜなら、簡体字・繁体字の関係や日本語漢語の用字は本文中に記載されるからです)。

以上の点を一言で言うと、「(約物を除き)文字として、一部又は全部が一種の異体関係にあり、文字が一対一の対応をとるもの(で本文中に記載されないもの)」について「ーも参照」として用いられている、と言うのが従来の使い方です。なお、多言語版では、同一の発音の場合「参照関係」にしている例も見られますが、各言語の文字と発音の関係の複雑さを考慮するとこれは採る所ではありません。

ここで、「無関係であってもよく似た見た目の項目同士であれば広く適用して構わない」と言うのは新ルールであるので、適用したいと考えるならばテンプレート・トーク:see」にご提案ください。なお、ここで私見を言うと、これは受け入れがたいと思います。例えば、「よく似た見た目の項目同士」であれば、「PO」と「ΡΟ」について、英語版では参照関係にしていません。大文字・小文字の違いはありますが、後者は「RO」の範疇に入っています。なぜだかわかりますね。「ΡΟ」はギリシア文字の表記だからです。英語版においては、形ではなく由来を優先しカテゴライズしたものと考えますし、言語を取り扱う態度としては、それが妥当と考えます。まあ、これは、英語版は全体として、ヨーロッパ言語には比較的高い知見を持っているからできる判断(これは重要、日本語版は日本語話者が持つ、多言語話者に比べて高い知見が反映されるべき)だと思います。その一方で、「ろ」と「る」が参照関係にあったりするので,各言語に対する総合的な親疎の差はあるんでしょうが(その割には、「」「」「」「」は参照関係にせず、声調符号のついたものだけ参照関係にすると言う正しい態度)。

次に、漢字については、造字法である会意と形声は基礎的な漢字の組み合わせなので、ある漢字を分解すると漢熟語になると言う例は少なからず発見されると思います。例えば、「日月」と「明」、「山人」と「仙」、「信者」と「儲」など。「門人」については、「閄」などと言うレアな文字以前に「」や「」と言った、遥かに重要な漢字があります。じゃあ、この関係をいちいち書くかと言われると、書いた所で言語理解に資するものがあるかは甚だ疑問です。漢字をあまり知らない言語系のウィクショナリーならいざ知らず、日本語版ウィクショナリーとしては「知見」を疑われるような編集だと思います。

と言うことで、「無関係であってもよく似た見た目の項目同士であれば広く適用して構わない」と言うのは新ルールと解し、編集者の一人として除去させていただきます。必要であれば編集合戦となるかと考えます。--Mtodo (トーク) 2020年10月20日 (火) 20:19 (UTC)[返信]

@Mtodoさん 丁寧なご説明ありがとうございます。これまで該当テンプレートの使用に関して待ったをかけられた記憶は一度もなかった為少々戸惑いを覚えたのですが、この件につきましてはほぼ納得する事ができました。どちらも要約欄に落とした理由の他に日本語母語話者でない方の利用も見込んだ為という点もございましたがどうにもふわふわしており、言語版の違いによる知見の違いという観点からen:ρο(2019年4月6日 16:18 (UTC) 現在版)の例を挙げられた事は非常に的確であったと存じます。細かい点となりますが漢字の例に関しては「山人」と「仙」の様に順番が異なるものは流石に私でも対象外と判断したと存じます……もし「イ山」なる項目が存在したとすれば他に挙げられた組み合わせの例と共に該当テンプレートを使用しかけていたかもしれませんが。まだ気になる点は残されていますが、この項目とは内容が離れてしまう為続きはテンプレート・トーク:seeに投下する事と致します。--Eryk Kij (トーク) 2020年10月21日 (水) 09:29 (UTC)[返信]