気味

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氣味 および 气味 も参照。

日本語[編集]

名詞[編集]

 (きみ、やや古:きび)

  1. (漢語・原義)香り香気風味
  2. おもむき、風味、気配様子
    • 京師室町姉小路下る染物悉皆商近江屋宗兵衛の老母おかんは、文化二年二月二十三日六十六歳を一期として、卒中の気味で突然物故した。(菊池寛 『極楽』)
  3. 気持ち心地気分心中から発する、又は不快の気持ち。
    • 従来やや自己韜晦気味に居られた氏が、それに満足されずに次第に本質を現わして行かれようとして居ります。(国枝史郎 『マイクロフォン 「新青年」一九二八年二月』)

成句[編集]

接尾辞[編集]

 (ぎみ)

  1. ある傾向を帯びていること。
    • 然し、幸いなことには、ここ一ヶ月は、京都へ旅行し、旅行先で病臥し、帰京後も、かぜが治らず、病臥をつゞけ、あんまりハナをかんで、中耳炎気味で、日々苦しく、まったく外出したことがない。(坂口安吾 『西荻随筆』)
    • これは当時の編輯者Y君が、特に臨時別冊発行の予定もあつて、十分に枚数をとれと気前をみせてくれた結果であるが、それでゐて、私は、百三十枚の原稿をやゝ遠慮気味で渡したのである。(岸田國士 『「速水女塾」あとがき』 )