背水の陣

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

成句[編集]

(はいすいのじん)

  1. これ以上下がれない状態で、必死物事行うこと。
  2. 後がない状態に身を置く、置かれること。
    • いよいよ覚悟をきめた、私は其中庵を解消して遠い旅に出かけよう、背水の陣をしくのだ、捨身の構へだ、行乞山頭火でないとほんたうの句が出来ない、俳人山頭火になりきれない。(種田山頭火『道中記』)

出典[編集]

【白文】信乃使萬人先行、出背水陣(「」とするテキストが多数)。趙軍望見而大笑。
【訓読文】 信乃ち萬人をして先行し、出でて水を背にして陣せしむ。趙軍望み見て大いに笑う。
【語釈】韓信は、一万の兵を先行させ、(井陘を)出て、川を背にして陣構えさせた。趙軍はこれを遠くに見て、(その無謀さに、又は、戦を知らないことに)大いに笑った。
【解説】漢の将軍韓信が趙軍と戦ったときに、兵の退路を断って死にものぐるいの戦いをさせたことに因む。実際は、谷間の口(井陘)の前に陣取り、一斉攻撃できないようにし、時間を稼いだところで、別働隊が空になった相手の本拠地を襲い、挟み撃ちにしたもの。

翻訳[編集]