華飾

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日本語[編集]

名詞[編集]

カショク

  1. 華美飾ること。贅沢なさま。花色とも。
    • (略)僧俗時代、貴族時代、そうした時代の本はやはりそうした時代を明示する姿を以て遺されている。燦爛たる光耀を伴うような、神への尊崇と神への敬順を具象化したような宝玉や金属で飾られた寺院本、紋章や唐草や絡み模様などでけんらんと装われた貴族蔵本などは自ら過剰な、華飾的な此等の生活と風俗を具えている。蓋し当然事である。(恩地孝四郎『書籍の風俗』)