「雰囲気」の版間の差分

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用法
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#(語義1より比喩的に)その[[場]]の[[つくりだす|作り出す]][[気分]]。
#(語義1より比喩的に)その[[場]]の[[つくりだす|作り出す]][[気分]]。
#:いや、家庭に在る時ばかりでなく、私は人に接する時でも、心がどんなにつらくても、からだがどんなに苦しくても、ほとんど必死で、楽しい'''雰囲気'''を創る事に努力する。([[w:太宰治|太宰治]] 『桜桃』)
#:いや、家庭に在る時ばかりでなく、私は人に接する時でも、心がどんなにつらくても、からだがどんなに苦しくても、ほとんど必死で、楽しい'''雰囲気'''を創る事に努力する。([[w:太宰治|太宰治]] 『桜桃』)

====用法====
*[[口頭]]や若者言葉では「ふいんき」とされることが多い([[誤用]])。さんざか→[[さざんか]]([[山茶花]])などと同様、「ん」と「い」が入れ替わったもの。





2008年5月10日 (土) 06:42時点における版

日本語

発音(?)

名詞

(ふんいき)

  1. あるものを取り巻いたり、一定の空間にある空気
    いったい地球の雰囲気が太陽のために週期的にあたためられるために雰囲気全体の振動が起こり、それが一面には気圧の週期的変化となり、また一面には地球上至るところの風の週期的変化として現われるはずである。(寺田寅彦 『海陸風と夕なぎ』)
  2. (語義1より比喩的に)その作り出す気分
    いや、家庭に在る時ばかりでなく、私は人に接する時でも、心がどんなにつらくても、からだがどんなに苦しくても、ほとんど必死で、楽しい雰囲気を創る事に努力する。(太宰治 『桜桃』)

用法

  • 口頭や若者言葉では「ふいんき」とされることが多い(誤用)。さんざか→さざんか山茶花)などと同様、「ん」と「い」が入れ替わったもの。


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