のむ

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フリー百科事典ウィキペディア飲む の記事があります。

日本語[編集]

動詞[編集]

のむむ、む)

  1. (飲む)物、一般には液体を、口を経由して噛まずに体内へ取り込むこと。通常、飲む対象の物が固体である場合は、「飲み込むのみこむ)」が用いられる。
  2. (飲む、呑む)をのむこと。
    その晩私は先生といっしょに麦酒飲んだ。先生は元来酒量に乏しい人であった。ある程度まで飲んで、それで酔えなければ、酔うまで飲んでみるという冒険のできない人であった。(夏目漱石こゝろ』)
  3. 煙草などの気体吸い込むこと。吸う
    掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始であろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶だ。その後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会わした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷうぷうとを吹く。どうも咽せぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草というものである事はようやくこの頃知った。(夏目漱石吾輩は猫である』)
  4. (呑む)体外に出そうなものをこらえる
    息を呑む 固唾を呑む 涙を呑む
    「危ねえ」――観衆は一度に固唾飲んだ。その時先頭にいた馬は娘の華手な着物に驚いたのか、さっときれて仁右衛門の馬の前に出た。と思う暇もなく仁右衛門は空中に飛び上って、やがて敲きつけられるように地面に転がっていた。彼れは気丈にも転がりながらすっくと起き上った。。(有島武郎カインの末裔』)
  5. 服用する。
    わたくしは剃刀の柄をしっかり握って、ずっと引きました。この時わたくしの内から締めておいた表口の戸をあけて、近所のばあさんがはいって来ました。留守の間、弟に薬を飲ませたり何かしてくれるように、わたくしの頼んでおいたばあさんなのでございます。(森鴎外高瀬舟』)
  6. 一斉に襲う。 
    なだれが村をのんだ。
  7. 相手に対して精神的に優位にたつ。
    類義語:歯牙にもかけない
  8. いやいやながら同意する。 
    この条件のんでくれ。

活用

マ行五段活用
の-む

発音[編集]

IPA: /??/
X-SAMPA:/??/

翻訳[編集]

関連語[編集]

語義1 液体

語義2 酒

日本語 古語[編集]

動詞[編集]

のむむ】

  1. いのること。

活用

マ行四段活用
の-む