切歯痛憤

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

成句[編集]

(せっしつうふん)

  1. 歯ぎしりをしてひどく憤慨すること。
    • 北条足利ほうじょうあしかがにもまさる逆謀というのほかはない、これには切歯せっし痛憤、言うべき言葉もないという意味のことが書いてあったという。――島崎藤村 (1929年). “図書カード:夜明け前 第一部上”. 青空文庫. 2023年5月31日閲覧。
    • ……この大苦境をどう打開だかいするかが問題だった。そしていかに血涙をながすも、切歯せっし痛憤するも、その両方の無事を計るような名案は生れて来なかった。――吉川英治 (1943年). “図書カード:黒田如水”. 青空文庫. 2023年5月31日閲覧。

類義語[編集]

動詞[編集]