右顧左眄

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

(うこさべん)

  1. 左右を気にしたり、横目で見たりして)辺り情勢窺うばかりで、自己の決断を先のばしにすること。

関連語[編集]

備考: 「左顧右眄」<左右を見回し得意げな様子>は漢籍における用例の存在が確認できるが[1]、「右顧左眄」は見当たらない[2]。但し「左眄右顧」の用例は明代の小説に例がある[3]。以上から、「右顧左眄」は日本語において独自に定着した語順であると見られる。

動詞[編集]

する (うこさべんする)

活用[編集]

脚注[編集]

  1. (台湾語)故事成語”. 2014年10月13日閲覧。
  2. 『サーチナ』「左顧右眄」正解が見つかりました! ことば雑録(30) 2014年10月13日閲覧。
  3. 清渓道人『東度記2014年10月13日閲覧。