等質

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日本語[編集]

名詞・形容動詞[編集]

(とうしつ)

  1. 複数事物等しいこと。そのようなさま。
    • 事後の評価はあくまでも設置された大学の主体的な改善を図ることに主眼があり、設置審査と等質ではない。(文部科学省、中央教育審議会大学分科会)〔2004年〕[1]
  2. ある事物のどの部分等しいこと。そのようなさま。
    • すなわち従来普通に考うるごとく、弾性体を等質なるものと考えず複雑なる組織体と考えて、その内部における弱点の分布の状況等に関し全く新しき考えよりして実験的研究を積むも無用にあらざるべきか。(寺田寅彦『自然現象の予報』)〔1916年〕[2]

活用[編集]

類義語[編集]


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  1. 『大学分科会(第43回) 議事録』(文部科学省ホームページ)政府標準利用規約(第2.0版)公開 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/1263605.htm 2018年4月21日参照。
  2. 青空文庫(2005年8月19日作成、2016年2月25日修正)(底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店、1997年4月4日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/42700_19220.html 2018年4月21日参照。