トーク:機械加工

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

「工作機械を用いた材料の加工」という定義について[編集]

初版で「切削、研削、研磨などのような、材料の除去を行う加工」と記した定義を、「工作機械を用いた材料の加工」と書き換えられましたが、これはどのような了見や根拠にもとづき書き換えられたのでしょうか? 溶接や塑性加工のことを機械加工の一種と位置付けるようなことはそうそうないと思いますが。初版の定義の根拠としては、とりあえず手元にあった以下2つの専門書と入門書を挙げます。

  • 朝倉健二・橋本文雄、1995、『機械工作法I』改訂版、共立出版、p. 3
  • 田中和明、2008、『図解入門 よくわかる 最新金属加工の基本と仕組み』第1版、秀和システム、p. 150

実際の用例でも、初版の定義の妥当性を示すものは多く見当たります。少し調べてみましたところで以下の2つを挙げます。

  • 「写真にあるように,大型部材の高精度機械加工,高品質溶接というようなことを実現していくために,「もんじゅ」の原子炉容器,内径7メートル,板厚50ミリですが,そういうものを一体型でそのまま作っていくという技術を仕上げていきました。」原子力科学技術委員会 もんじゅ研究計画作業部会(第13回) 議事録 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/061/gijiroku/1378792.htm
    • 注:溶接と機械加工を言い分けている例
  • 「イについては,鋳造,成形,機械加工,焼結などの主な加工方法の原理と方法を扱うこと。」文部省告示第五十八号 高等学校学習指導要領 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19990329001/k19990329001.html
    • 注:鍛造・成形(塑性加工)と機械加工を言い分けている例

--Yapparina (トーク) 2019年3月5日 (火) 23:42 (UTC)[返信]

書籍は参考にしておりませんのでインターネットのサイトのみ列挙します。
分類法に異同はありますが、おおむね、除去加工、変形加工(成形、塑性加工)、付加加工(接合、溶接など)の3つを機械加工の下位分類としていることがうかがえます。--Ryota7906 (トーク) 2019年3月6日 (水) 10:02 (UTC)[返信]
了解しました。それでは現在の版の定義と初版の定義をどちらも並べるということで対応したいと思います。--Yapparina (トーク) 2019年3月6日 (水) 12:37 (UTC)[返信]