パトス

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日本語[編集]

語源[編集]

  • フランス語・英語"pathos"/ドイツ語"Pathos"等又はその祖語であるギリシア語"πάθος"より

名詞[編集]

パトス(表記のゆれ:パートス

  1. 強い感情の動き、情熱熱情激情
    • さらにまた、堀木と附合って救われるのは、堀木が聞き手の思惑などをてんで無視して、その所謂情熱パトス)の噴出するがままに、(或いは、情熱とは、相手の立場を無視する事かも知れませんが)四六時中、くだらないおしゃべりを続け、あの、二人で歩いて疲れ、気まずい沈黙におちいる危懼が、全く無いという事でした。(太宰治人間失格』)
  2. (哲学)人の行動源泉のうち、論理性や社会性に裏付けられず、心情そのものから出るもの。
    • しかしながらそのことは表現作用が単に理性ロゴス)から起るということを意味するのではない。「デーモンの協力なしには芸術作品はない」とジイドがいった如く、我々の表現作用の根柢にはデモーニッシュなもの、大いなるパトス感情)がなければならぬ。(三木清『哲学入門』)

関連語[編集]