上から目線

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

から目線(うえからめせん)

  1. 立場相手よりも上位であるかのように、相手に対してそうなあるいは見下すような振る舞いをすること。上からの目線
    • シャーロック・ホームズは冷ややかに鼻であしらった。「ルコックは哀れなへっぽこだ。」と声は怒り調子に、「褒められたことは、その根気くらいか。あの本を読むと、本当に気分が悪くなる。問題は、正体不明の囚人の身元確認一点。僕なら二十四時間以内にやってみせる。ルコックは六ヶ月あたりはかかったな。いい教材にはなろう、探偵の避けるべきことがわかる。」自分の褒めた二人の人物を、こうも上から目線で扱われては、私もそれなりに腹が立つ。(アーサー・コナン・ドイル「緋のエチュード」)〔大久保ゆう訳2014年〕[1]
    • そして、受給開始年齢の拡大、こちらも本当に、働き方を選択する、自主的に選ぶ、恐らく、私も厚生労働省に在職していたときに思いましたけれども、やはり、お上がこうしなさいというふうに、上から目線の制度というのは必ず反発されます。(国光あやの、第201回国会衆議院)〔2020年〕[2]

類義語[編集]

翻訳[編集]

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  1. 青空文庫(2014年3月27日作成、CC BY 2.1 JP公開)(底本:Arthur Conan Doyle (1887) "A Study in Scarlet")https://www.aozora.gr.jp/cards/000009/files/55881_50044.html 2020年6月21日参照。
  2. 「第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号 令和2年4月17日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120104260X00920200417&spkNum=8&single 2020年6月21日参照。