えらい
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日本語
[編集]語源
[編集]形容詞
[編集]- 程度が甚だしい。
- 「偉い違い」
- 「今日はえらく渋滞しているな」
- 程度が甚だしく悪い。大変だ。
- 「えらいことになった、どうしたらいいだろう、それにあの女の連れてくる婢も、藁人形だ、牡丹の飾の燈籠もやっぱりあったのだ、どうしたらいいだろう」(田中貢太郎 『牡丹燈記』)
- 山川石亭先生が、蒼い顔をして入って来た。「どうも、えらいことになりました」(久生十蘭『犂氏の友情』、1939年)
- 尊敬に値する。立派だ。
- 身分や地位が高い。高貴だ。
- 思いがけない。不都合である。
- 「えらいところを見られた」
- つづいて与吉も、橋桁(げた)の下へもぐりこんでみると、そこに、浮き世をよその蒲鉾(かまぼこ)建ての乞食小屋。チョビ安、えらいところへ逃げこんだもので……(林不忘『丹下左膳』「こけ猿の巻」、1933年)
- (中部地方、関西地方、中国地方、四国の方言)しんどい。疲れている。くたびれている。大変そうだ。
- 「今日は草むしりでえらい。」
類義語
[編集]対義語
[編集]成句
[編集]翻訳
[編集]- 英語