当を得る

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日本語[編集]

連語[編集]

トウ

  1. 道理にかなっている。適当である。妥当である。
    • 自然派の人が滅多にないからと云ふ理由でヒロイツクを描かないのは当を得てゐる。(夏目漱石 『文芸とヒロイツク』)
    • をはき付けぬ人が、袴をはいて袴腰を前にしたといふ笑話がある、袴の事は誰でも心得てゐて、誰でも当を得た接し方をするものであるが、さてその他の物に接すると、仲々さうは不可いかぬもので、どうも帽子を逆さに冠つたり、袴を逆にはいたりするやうな過失に陥り勝ちなものである。(幸田露伴 『些細なやうで重大な事』)

対義句[編集]

関連句[編集]