出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- (東京式) きいっぽん [kìíꜜppòǹ] (中高型 – [2])
- IPA(?): [kʲiːp̚põ̞ɴ]
生一本(きいっぽん)
- 純真でひたむきに物事に打ち込む性格。
- インガは、ドミトリーのそういう素朴さ、生一本さとともに、彼が新たな階級として立った労働者としての積極性をもっている点を深く愛しているのであった。――宮本百合子 (1931年). “図書カード:「インガ」”. 青空文庫. 2025年2月9日閲覧。
- (酒) 純粋で混じり気のない酒。単一の製造場で醸造した純米酒。
- 主人の万兵衛は酒道楽で、灘の生一本を取寄せて、自分だけの飲料にしていますよ。――野村胡堂 (1940年). “図書カード:銭形平次捕物控”. 青空文庫. 2025年2月9日閲覧。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
| 意味 | 語形 | 結合 |
| 推量・意志 | 生一本だろう | 未然形 + う |
| 過去・完了 | 生一本だった | 連用形 + た |
| 否定形 | 生一本でない | 連用形 + ない |
| 自動詞化 | 生一本になる | 連用形 + なる |
| 言い切り | 生一本だ | 終止形のみ |
| 名詞化 | 生一本なこと | 連体形 + こと |
| 仮定条件 | 生一本ならば | 仮定形 + ば |
| 様態 | 生一本そうだ | 語幹 + そうだ |