義理

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フリー百科事典ウィキペディア 義理 の記事があります。

日本語[編集]

名詞[編集]

(ぎり)

  1. (原義であるが、近年の使用例はまれ)筋道だった正しいこと。道理
    • 門徒の僧俗の中に、人を教えて仏法の義理を乖背せらるる事は、謗法の義なり。(日有『化儀抄』)
  2. 社会生活を円滑におくる上で、当然に、またやむをえず行わなければならないこと。
    • 義理チョコ
    • しかし、御懇切の御招待ですから義理にもと思いまして体だけ出懸けて参りました。(夏目漱石『教育と文芸――明治四十四年六月十八日長野県会議事院において――』)
    • そんな、苦心談でもって人を圧倒して迄、お義理の喝采を得ようとは思わない。芸術は、そんなに、人に強いるものではないと思う。(太宰治『自作を語る』)
    • わたしは、お前のような人に頼まれて上げる義理はない、何か用があるなら、夜が明けてから出直しておいでなさい(中里介山『大菩薩峠 恐山の巻』)
  3. 立場上、相手に対して行えること。
    • いくら年月がたったにしろ、あのいきさつを考えたら、かりに東京へ出てきたって、厚顔しく電話なんかかけて来れる義理はないのよ。(久生十蘭『猪鹿蝶』)
  4. 家族関係において、血縁関係はないが、婚姻など社会的約束事によりそれに準ずる関係となったもの。
    • 生れ落ちると、料理屋へ養子にやられた。義理の母と云ふのが、さう云ふ商売にあり勝ちの女で、資本を出す男から男へ移るうち、結局は世間の恨みを買って、没落した。(原民喜『透明な輪』)

中国語[編集]

名詞[編集]

(簡体字:义理 yìlǐ)

  1. 道理筋道

複合語[編集]