出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- もえる。草木が芽を出す。
- ネットスラング。(w:)
- 大島(2023)は “中古中世の訓点資料から帰納する限りでは、呉音・漢音ともにマウが一般的であった”(p.22)とする(鼻音韻尾をもつ明母字は漢音でもマ行でうつされやすいことはよく知られている)。ただし一部の漢音資料で見られるバウという形も韻書・字書からの演繹とは考えがたく、古く漢音は二重形を有していたかもしれないと推測している。また、慣用音のホウ、ボウは《萌》の異体字「萠」の「朋」に基づく類推音であり、室町頃には一般的な字音になっていたという。モウ、ボウという読みは廃れ、現代ではもっぱらホウを用いるようになった[1]。
字典掲載
| 康熙字典 |
1041ページ, 5文字目 |
| 諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
31265 |
| 新潮日本語漢字辞典 (2008) |
10428/10430 |
| 角川大字源 (1992) |
8372/8373 |
| 講談社新大字典 (1993) |
13949/13950 |
| 大漢語林 (1992) |
9560/9561 |
| 三星漢韓大辞典 (1988) |
1499ページ, 26文字目 |
| 漢語大字典 (1986-1989) |
5巻, 3233ページ, 14文字目 |