論語読みの論語知らず
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日本語
[編集]ことわざ
[編集]- 論語を読んで内容を理解してはいるが、その内容を実行しない人。転じて学識を持っているが実行の伴わない人を、嘲っていう言葉。
- (略)ただ口だけでよむのではだめです。いわゆる「論語よみの論語知らず」ですから、それを心でよみ、さらにそれを身体でよまねばなりません。(高神覚昇『般若心経講義』)
語源
[編集]- 読論語、有読了全然無事者。有読了後、其中的一両句喜者。読了後、知好之者。有読了後、直有不知手之舞之足之蹈者。
関連語
[編集]- 派生した言い方: マルクス読みのマルクス知らず
- マルクスの著作を読んではいるが、その思想の本質を理解していない人のことをいう。