質点

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語

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名詞

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 (しつてん)

  1. (物理)物体の全ての質量がその一点集まっている見なし大きさ無視して、物体の移動代表させる仮想的
    • 十九世紀物理学の力学的自然観は、すべての現象を空間における質点の運動によって記載しようとした。(寺田寅彦『ルクレチウスと科学』)〔1929年〕[1]
    • 処が惰性の法則は、質点の運動が最短線に沿うのを本来の状態とする、ということを意味することが出来るから、この関係は、重力と空間(又世界)との或る種の同値を云い表わすことになり得るわけである。(戸坂潤『科学方法論』)〔1929年〕[2]

翻訳

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  1. 青空文庫(2000年10月3日公開、2003年10月30日修正)(底本:「寺田寅彦随筆集 第二巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書店、1997年5月6日第70刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2347_13818.html 2018年3月4日参照。
  2. 青空文庫(2011年6月11日作成、2013年10月28日修正)(底本:「戸坂潤全集 第一巻」勁草書房、1967年5月15日第3刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000281/files/1713_43588.html 2018年3月4日参照。