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蝸牛角上の争い

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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成句

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蝸牛あらそ(かぎゅうかくじょうのあらそい)

  1. 小国同士の争い。小さい者同士の争い。つまらない事でこだわり争うことのたとえ。

由来

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荘子・則陽』において記される、梁の恵王に向けて、在野の賢者戴晋人が説いたとされる以下の寓話より。

  • 有國於蝸之左角者、曰觸氏。有國於蝸之右角者、曰蠻氏。時相與爭地而戰、伏尸數萬、逐北旬有五日而後反。
    • 蝸牛に触という国があり、蝸牛のの角の国の蛮という国がある。蝸牛の角の上で領地を求めて争い、数万の死者を出し、十五日かけてようやく終わった(狭い土地を争って戦の被害を出すのはばかばかしいことだ)。

異表現

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  • 蝸角の争い
  • 蝸牛の角の争い
  • 蝸牛の角争い
  • 蛮触の争い

翻訳

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