kĩohe

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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キクユ語[編集]

語源[編集]

kuoha〈結ぶ〉より派生[1]

発音(?)[編集]

Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス5」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩrungunjegekĩenyũ などがある。
  • 〔ナイロビ方言〕湯川 (1985:194,198,200) によると孤立形は [kèɔ̀hɛ́] で、後ろに gĩakwa〈私の〉が続く場合は [kèɔ́hɛ̀ ɣéákóá]、前に がある場合は [né kèɔ̀hɛ́]、前に ti がある場合は [tí kéɔ̀hɛ̀] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[3]

名詞[編集]

ohe クラス7(複数: ciohe

  1. 包み
  2. になったもの。

参照[編集]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 "ohe" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 357. Oxford: Clarendon Press.
  2. 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
  3. 3.0 3.1 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.