si fueris Romae, Romano vivito more; si fueris alibi, vivito sicut ibi
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ラテン語
[編集]発音
[編集]IPA: /siː ˈfu.e.riːs ˈroː.mae̯ roːˈmaː.noː ˈwiː.wi.toː ˈmoː.re siː ˈfu.e.riːs ˈa.li.biː ˈwiː.wi.toː ˈsiː.kut ˈi.biː/
ことわざ
[編集]sī fueris Rōmae, Rōmānō vīvitō mōre; sī fueris alibī, vīvitō sīcut ibī (cum fueris Rōmae, Rōmānō vīvitō mōre; cum fueris alibī, vīvitō sīcut ibīとも。)
- 「ローマにありてはローマ人の如く生き、その他にありては彼の者の如く生きよ」
語源
[編集]- 前の文
- 接続詞sī(次に直説法の従属文を導いて)「もし~ならば」
- 接続詞cumを用いる場合、次に直説法の従属文を導くと「(~した)とき」を表す。いずれの場合も意味が大して変わらない。
- +fueris(コピュラesse「いる」の直説法未来完了相二人称単数形)「(あなたが)将来いた」
- +Rōmae(名詞Rōma「ローマ」の処格形)「ローマで」、「ローマに」。
- +Rōmānō(形容詞Rōmānus「ローマの」「ローマ人の」の男性単数奪格形)
- 英訳及びフランス語訳をみると「ローマ人の」の意味だとされている。
- 後の男性名詞mōreを修飾する。
- +vīvitō(動詞vīvere「住む」の命令法能動態未来二人称単数形)「(あなたは)住め」
- mōre(第三変化の男性名詞mōs「慣習」の単数奪格形)「慣習に従って」
- fueris、vīvitōが単数なので命令の相手も一人だと確定する。
- 合わせて「もしあなたが将来ローマにいたならば、ローマ(人)の慣習に従って住め」となる。
- 接続詞sī(次に直説法の従属文を導いて)「もし~ならば」
- 後の文
- 全体で「もしあなたが将来ローマにいたならば、ローマ人の慣習に従って住め。もしあなたが将来他の場所にいたならば、あなたはそこと同様に住め。」となる。
- ミラノ司教聖アウレーリウス・アンブロシウスの言葉とされる。