мөр

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モンゴル語[編集]

発音(?)[編集]

語源1[編集]

中世モンゴル語では (mör) という形であった。ブリヤート語 мүр (mür) と同源[1]

名詞[編集]

мөр (mör)(モンゴル文字: ᠮᠥᠷ (mör) (mör))

  1. (ものや人間を含む生物が通った)痕跡踏み跡足跡

格変化[編集]

主格 属格 位格 対格 造格 奪格 共同格
キリル文字 мөр мөрийн (möriin) мөрт (mört) мөрийг (möriig) мөрөөр (möröör) мөрөөс (möröös) мөртэй (mörtei)
類義語[編集]

語義2:〈道〉

参照[編集]

語義1:

語源2[編集]

文語あるいは中世モンゴル語においては mürü という形であった[2]

名詞[編集]

мөр(өн) (mör(en))(モンゴル文字: ᠮᠥᠷᠦ (mörü) (mörü)[3]

格変化[編集]

主格 属格 位格 対格 造格 奪格 共同格
キリル文字 мөр мөрний (mörnii) мөрөнд (mörönd) мөрийг (möriig) мөрөөр (möröör) мөрнөөс (mörnöös) мөртэй (mörtei)
注.: 属格、与位格、奪格で н が現れる[3]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 小沢重男『日本語の故郷を探る』講談社、1979年、106-107頁。
  2. 小沢、前掲書、79頁。
  3. 3.0 3.1 塩谷茂樹、中嶋善輝『大阪大学世界言語研究センター 世界の言語シリーズ3 モンゴル語』大阪大学出版会、2011年、343頁。ISBN 978-4-87259-327-3