出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]
そらめ【空目】
- 実際には見ていない物や人を見たように思うこと。
- もしや自分の空目かと思ったのですが、どうもそうばかりではないらしく、一人の婆が真っ白な姿で路ばたに坐っていたのは本当のように思われてならないのです。(岡本綺堂『妖婆』)
- 気の弱い侍女どもばかりでなく、衣笠どのの眼にまでも、ありありと見えたとあるからは、臆病者のうろたえた空目とばかりも言われまいよ (岡本綺堂『玉藻の前』)
- 瞳を上に向けること。上目。空目づかい。
- 見ているのに見ないふりをすること。見て見ぬふり。
- (俗語)字面が似た語句の見誤り。
関連語[編集]
- サ行変格活用
- 空目-する