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かひ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版（Wiktionary）』

かび および がび も参照。

日本語

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同音異義語

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かひ

古典日本語

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名詞:貝

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かひ【貝】

  1. 貝（かい）。

発音

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二拍名詞三類(?)

名詞:卵

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かひ【卵】

  1. 卵（かい）。

名詞:甲斐

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かひ【効、詮、甲斐】

  1. あることをやって、それに応じた対価。
    • それを見給ひて、「あな、かひなのわざや。」と宣ひけるよりぞ、思ふに違ふことをば「かひなし」といひける。
      （石上の中納言が）それ（手には子安貝が無く燕の糞しかなかった）をみて、「ああ、貝がないのであるな」と仰ったときから、思い通りにいかないことを「甲斐無し」というようになった（『竹取物語』）。

語源

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  • 交換し対価を得る（代える）を意味する「代（か）ふ」の連用形名詞化。

名詞:峡

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かひ【峡】

  1. (地形) 山間。

名詞:匙

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かひ【匙】

  1. さじ、しゃもじ。

名詞：梭

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かひ【梭】

  1. 織機の部品の一つ。杼（ひ）、シャトル。

名詞:穎

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かひ【「かび」とも　穎】

  1. 稲穂。

接尾辞

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かひ【交ひ】

  1. 物と物が交差する事。また、その場所。

派生語

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