出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
「ま」(目) + 上代の格助詞「な」 + 接尾辞「かひ」
まなかひ【目間、目交ひ】
- 目と目の間。
- 目の前。
- 瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆいづくより来りしものぞまなかひにもとなかかりてやすいしなさぬ(山上憶良『子等を思ふ歌一首、また序』 万葉集)
- 瓜を食べれば、(食べさせてやりたいと)子供たちのことがおもわれる、栗を食べればなおさら偲ばれる。(子供は)どこからの賜りものなんだろう、(離れていると)目の前にむやみに出てきて、ゆっくり寝ることもできない。: