おおきい

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日本語[編集]

形容詞[編集]

おおきいきい】

  1. 空間場所おおいに占めている。容量の多いさま。
    誠太郎、御前はベースボールばかり遣るもんだから、この頃手が大変大きくなったよ。頭より手の方が大きいよ。(夏目漱石 『それから』)
  2. 数量規模が、一定の基準超えている。
    重量が大きい荷物。
  3. (抽象的な状態などが)はなはだしい
    欧州大戦婦人の職業戦線の拡大労資の問題の擡頭民衆階級としての自覚、その解放のための運動は、日本でも恋愛結婚との実際大きい影響変化とを与えた。(宮本百合子 『若き世代への恋愛論』)
  4. 目指す位置や存在感が、現実平均的な物を超えている。
    大きい夢を描く。
  5. 他人に対して寛容である。包容力がある。
    私が漱石と直接に接触したのは、漱石晩年の満三個年の間だけである。しかしそのおかげで私は今でも生きた漱石を身近に感じることができる。漱石はその遺した全著作よりも大きい人物であった。(和辻哲郎 『漱石の人物』)
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
おおき かろ かっ
けれ 口語活用

語源[編集]

多量・多数または大規模を表す形容詞「おほし」が平安時代になると多量・多数を表すことに特化し、一方、大規模は「おほきなり」と言うようになった。室町時代には「おほきなり」の語幹が形容詞化して、「おほきい」が見られるようになった。

関連語[編集]

対義語
派生語
その他

翻訳[編集]