ばらいろ

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日本語[編集]

名詞[編集]

 
薔薇色

ばらいろ薔薇

  1. 赤薔薇のような鮮やか
    • 夕方になると、湖から飛び上った白鳥の列が、銀の鈴を振るような声で鳴きながら北のほうへ渡って行く、その羽根に薔薇色の夕陽が当って、薄暗くなった空の中を、赤いハンカチでも飛んでるように見えるのです。(久生十蘭 『犂氏の友情』)
  2. (比喩的に)希望満ちている状態
    • バラ色の未来
    • 一年前の、K県での暗い月日は、今思い出すだけの価値もないようにさえ思われる。正隆は、現在自分を抱擁する薫しい幸運の徴の裡に、あらゆる過去の陰翳を否定していた。否定していたのみならず、あの瞬間と、今の、この、光り輝く薔薇色の瞬間との間には、何の連絡もなく思われたのである。(宮本百合子 『渋谷家の始祖』)