和を以て貴しと為す

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日本語[編集]

成句[編集]

以て貴し為す (わをもってとうとしとなす)

  1. 他人調和することが最も重要だということ。

由来[編集]

  • 礼記・儒行』中の句「禮之以和爲貴,忠信之美,優游之法,舉賢而容眾,毀方而瓦合」より。
    • 聖徳太子が制定した「十七条の憲法」の第1条に登場することでも知られる。
      • なお、単なる儒学の「和」という概念、つまり身分の上下や秩序を維持するための穏健さとは異なり、十七条の憲法では仏教における和合精神の重要性を含意している[1]

脚注[編集]

  1. "和を以て貴しと為す". コトバンク (ことわざを知る辞典). 2023年5月23日閲覧