出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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塩
- 鹽の略体(>䀋>𥂁>塩、鎌倉時代にはあったもの?[1] )。「鹽」は「鹵」(地表に結晶した塩類)+音符「監」。
- しお。
- 化合物。
日本語[編集]
- (しお)塩化ナトリウムを主成分とする、調味料のひとつ。食塩。
- (エン)酸の水素原子を金属等の陽イオンで置き換えたもの。
語義1:しお参照
語義2:多くは語義1と同じ。
沖縄語[編集]
- (日本語と同じ)塩
コード等[編集]
- Unicode
- 16進: 5869
塩
- 10進: 22633
塩
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 倉頡入力法 : 土人口廿 (GORT)
- ↑ 吉田兼好『徒然草』第136段
医師篤成、故法皇の御前に候ひて、供御の参りけるに、「今参り侍る供御の色々を、文字も功能も尋ね下されて、そらに申し侍らば、本草に御覧じ合はせられ侍れかし。一つも申し誤り侍らじ」と申しける時しも、六条故内府参り給ひて、「有房、ついでに物習ひ侍らん」とて、「先づ、『しほ』といふ文字は、いづれの偏にか侍らん」と問はれたりけるに、「土偏に候ふ」と申したりければ、「才の程、既にあらはれにたり。今はさばかりにて候へ。ゆかしき所なし」と申されけるに、どよみに成りて、罷り出でにけり。