棺を蓋いて事定まる

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日本語[編集]

成句[編集]

カンおおいてことさだまる

  1. 人の評価は死ぬまで定まらないことのたとえ。
    • 著作家は葬られる運命を有してゐる。無常を免れない。百年で葬られるか、十年で葬られるか、一年半年で葬られるかゞ問題である。それを葬られまいと思つてりきんで、支那では文章不朽盛事だ何ぞといふ。覺束ない事である。棺を蓋うて名定まる何ぞともいふ。(森林太郎 『長谷川辰之助』)

由来[編集]

  • 韓愈の詩『同冠峡』中の句「行矣且无然,盖棺事乃了」より。

翻訳[編集]