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糟糠の妻

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

糟糠之妻 も参照。

日本語

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成句

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 ソウコウ の つま

  1. (「糟糠」は酒糟さけかすぬかでそれらを材料としたきわめて貧しい食事)成功者において、不遇の時代に我慢強く見捨てず、夫を支え続けた妻。さらに、そのような妻は大切にすべきとして、「糟糠の妻は堂より下さず」とも続く。

出典

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後漢書宋弘伝より

  • (白文)「臣聞貧賤之知不可忘,糟糠之妻不下堂。」
    (訳)私は、貧しい時の友達は忘れてはならない、ともに苦労した妻は家から追い出してはならないと聞いています。
    (解説)後漢の光武帝の姉の夫が亡くなった際、姉に新しい再婚相手をと目をつけた妻ある身の大司空宋弘に、それとなく尋ねた際の宋弘の返答。

翻訳

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