錬金術

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日本語[編集]

名詞[編集]

(れんきんじゅつ)

  1. 卑金属を主に化学的手段を用いて、を代表とした貴金属にしようとする試み。近代以前世界中に見られるが、特に中世ヨーロッパのものを指す場合が多い。
  2. (比喩)つまらないものを、価値のあるものに変性させること。
    • 成程談林の諸俳人は、――いや、伊丹の鬼貫さへ芭蕉よりも一足先に俗語を使つてゐたかも知れぬ。けれども所謂平談俗話に錬金術を施したのは正に芭蕉の大手柄である。(芥川龍之介『芭蕉雑記』)
  3. (比喩)都合よく利益を得る方法。

類義語[編集]

翻訳[編集]