わたくし
出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
日本語 [編集]
代名詞 [編集]
わたくし【私】
- 一人称。「わたし」の元の形であり、「わたし」よりも格式ばった、または上品な表現。公的な演説などでは男女を問わず用いるが、会話においては女性が多く用いる。
翻訳 [編集]
関連語 [編集]
名詞 [編集]
わたくし【私】
- 個人のものや立場。プライベート。
- 今ここに会社を立てて義塾を創め、同志諸子、相ともに講究切磋し、もって洋学に従事するや、事、もと私(わたくし)にあらず、広くこれを世に公(おおやけ)にし、士民を問わずいやしくも志あるものをして来学せしめんを欲するなり。(福沢諭吉『慶応義塾の記』)
- (サ変動詞)公のものを私物化する。独占する。
- 政府がひとりで外国貿易の利益を私するから、それでこんなに攘夷がやかましくなった。(島崎藤村 『夜明け前』)
- (サ変動詞)夫婦でないものが肉体関係を持つこと、私通すること。
- しほの母は素(もと)京都諏訪神社の禰宜飯田氏の女で、典薬頭某の家に仕えているうちに、その嗣子と私(わたくし)してしほを生んだ。(森鴎外 『渋江抽斎』)
関連語 [編集]