先生

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

(せんせい)

  1. (原義) (古用法) 先に生まれた人。
  2. 学問や芸能を教える人。
  3. 教師及び教育関係者(の名)を呼ぶときの敬称。
  4. (尊敬すべき職業についている)人を呼ぶときの敬称。
  5. (諧謔的)人。御仁傑物大将
    • 思うに、この先生は、ほかの泥棒のように、セッパつまった稼ぎ方はしていなかったのである。主として芸者をつれて豪遊し、そうすることによって容疑をまぬがれ、当分の遊興費には事欠かないが、ちょッとまア、食後の運動に、趣味を行う、という程度の余裕綽々たるものであった。(中略)彼が捕えられて伊東署へ留置されると、芸者、料理屋、置屋などからゴッソリ差入れがあった。ところがこの先生、山とつまれた凄い御馳走には目もくれず、ハンストをやりだしたのである。(坂口安吾「安吾巷談 湯の町エレジー」)

類義語[編集]

諸言語への影響[編集]

  • チューク語: sense
  • パイワン語: sinsi
  • パラオ語: sensei
  • ヤミ語: sinsi

翻訳[編集]


中国語[編集]

発音[編集]

  • 漢語拼音: xiānsheng
  • 通用拼音: shiānsheng
  • 注音符号: ㄒㄧㄢ ˙ㄕㄥ
  • IPA(?): /ɕiɛ́nʂɤŋ/
  • X-SAMPA/s\iE_Hns`7N/
  • 広東語: sin1saang1
  • 閩南語: sian-siⁿ, sin-seⁿ, sian-seⁿ, sian-seng
  • 閩東語: sĭng-săng
  • 客家語: sîn-sâng
  • 呉語: sie1san
  • 贛語: xien1sen
  • 晋語: xie1seng1
  • 中古漢語: /sen ʃˠæŋ/
  • 上古漢語: /*sˤər sreŋ|sreŋ/

名詞[編集]

  1. 先生(教師、医者、目の不自由な人)。
  2. 人に向けての丁寧な呼びかけ。
    • 対義語:小姐、(若い女性に対する)、太太(既婚女性等に対する)

接尾辞[編集]

  1. さん、人に向けての丁寧な敬称(Mr.の訳語)。
    • 対義語:小姐(若い女性に対する敬称 Missの訳語)、太太(既婚女性等に対する敬称 Mrs.の訳語)

類義語[編集]


朝鮮語[編集]

名詞[編集]

선생

  1. 先生。

ベトナム語[編集]

名詞[編集]

tiên sinh

  1. (目上の人に対する敬称)先生。