尻子玉を抜く

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

成句[編集]

尻子玉抜く(しりこだまをぬく)

  1. 子供泳いでいると、河童来て尻子玉を抜いて臓腑食うという俗信
    • なにいろおとこ手前のいろ男はどんなだろふなたしかにりうくう龍宮使つかいはんといふもんだろふ其心はもちが好きだしりこだまをぬかれねへよふにしや――梅暮里谷峨「傾城買二筋道」『滑稽名作集』上、博文館〈帝国文庫〉、1910年1月、5版、957頁。

異表記・別形[編集]

  • 河童が尻子玉を抜く

参考[編集]

  • 古今俚諺類聚』第1類、岡本経朝編纂、岡本経朝・坂田猪作、1893年9月、163頁。
  • 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、596頁。