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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

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字源

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意義

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  1. (原義)部屋の西南の隅。神棚がまつられ、家長の座すところとされ、家屋において最も神聖な場所とされた。
  2. おく入口いりぐちからとお場所
  3. (日本)陸奥むつの国のこと。現在では日本の東北地方をさすこともある。

日本語

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常用漢字

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熟語

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中国語

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*

名詞

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  1. オーストリア奥地利)の略

文字情報

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U+5965, 奥
CJK 統合漢字-5965

[U+5964]
CJK統合漢字
[U+5966]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1027-1: 0x2B5D
漢点字 六点漢字
字典掲載
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 5981
新潮日本語漢字辞典 (2008) 2223
角川大字源 (1992) 1786
講談社新大字典 (1993) 3031/3040
大漢語林 (1992) 2165
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 545ページ, 7文字目
  1. 1 2 呉音の読みのひとつである「オク(ヲク)」と訓読みの「おく」が一致しているがこれは偶然である。呉音の「オク」は「あたたかい(例.「昔我往矣日月方奧」『詩経・小雅 小明』)」などを意味する「乙六切(『正韻』)」で表される系列の読み(現代中国語音:"yù"。古典には見られるが現代では廃された用法)であり、この読みのとき、和語の「おく」の意味はない。日本語で「奥」を「おく」と読む場合はほぼ例外なく訓読みとして読まれている。