御茶の子さいさい

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版（Wiktionary）』

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日本語[編集]

慣用句[編集]

御茶の子さいさい（オチャのコさいさい）

物事が容易にできること。とても易しいこと。
- お勢がそうさえ云ッてくれれば、モウ文三天下に懼（おそ）るる者はない。火にも這入れる、水にも飛込める。況（いわ）んや叔母の意見に負く位の事は朝飯前の仕事、お茶の子さいさいとも思わない。（二葉亭四迷『浮雲』）

語源[編集]

「お茶の子」とは茶菓子のことで、腹にたまらず容易に食べられることから、簡単にできる意。「さいさい」は俗謡の囃子詞（はやしことば）をもじったもの。

関連語[編集]

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