出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
水 泡(すいほう)
- 水面などの水の泡。
- 諸将は光秀のそばを去ると、つづいて清冽の中へ白い水泡のすじを作って、続々、徒渉して行った。(吉川英治『新書太閤記』)
- 儚いこと。
- 無駄になること。
- 尊厳な弁護士・椋原孔明氏も、言ふまでもなく人間業を超躍したあらゆる努力・忍耐・克己を惜しげもなくふりまいた。然しすべては綺麗あつさり水泡に変つてしまつた。 (坂口安吾『金談にからまる詩的要素の神秘性に就て』)〔1935年〕
- 権太の苦心の水泡となりしは、作者の懐ける因果応報主義を発表せしものにて「思へばこれまで衒(かた)つたも、後は命を衒(かた)らるゝ種と知らざる浅間しや」といへる一句はいはゆる狂言の山なるべし。(三木竹二『いがみの権太』)〔1896年〕
水 泡 (shuǐpào)
- 水が膜となる泡。
- 皮膚の表面にできる、体液を含んだ半球状の発疹。