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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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甲骨文字

小篆

流伝の古文字

説文
(漢)
《六書通》
(明)

※上表の甲骨文字(跪いている人の腕に何か加筆してある字)は、「巴」ではなく不明の字(地名や氏族名で用いられている)。「}」の異体字という説もあるが[字源 2]、根拠として不十分であり[字源 3]定説はない。

<参考文献>

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  1. 何琳儀,房振三《釋巴》2008年
  2. 趙平安《從“咠”字的釋讀談到甲骨文的“巴方”》2019年
  3. 謝明文《釋古文字中的“葺”》2022年

意義

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  1. はらばいになる。
  2. 取っ手
  3. まとわりつく、からみつく。
  4. 待ちこがれる。
  5. 古代の地名(国名、郡名)、現在の四川省東部重慶近辺をいう。
  6. (現代中国)圧力単位バール
  7. (日本)ともえ、渦巻き文様。

日本語

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表外漢字

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名詞

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  1. ともえ渦巻き意匠化した文様

熟語

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中国語

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*

朝鮮語

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*

ベトナム語

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文字情報

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U+5DF4, &#24052;
CJK 統合漢字-5DF4

[U+5DF3]
CJK統合漢字
[U+5DF5]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x7769
字典掲載
康熙字典 327ページ, 1文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 8745
新潮日本語漢字辞典 (2008) 2976
角川大字源 (1992) 2388
講談社新大字典 (1993) 4133
大漢語林 (1992) 2906
三星漢韓大辞典 (1988) 631ページ, 2文字目
漢語大字典 (1986-1989) 2巻, 985ページ, 1文字目