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漢字[編集]

異体字 : 𬀇同字

  • 筆順 :

字源[編集]

金文

金文

簡帛文字

小篆

流伝の古文字
西周 春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

  1. ふるい
  2. 昔の、もともとの。
  3. 過去に起こったこと。
  4. 昔はあったが、今は失われた。死んだ。
  5. 原因となって、ゆえに

語源[編集]

  • ふるい」を意味する漢語{ /*kaaʔ/}から接尾辞 *-s により派生した語である可能性があるが、明らかではない。[語源 1]
  1. Axel Schuessler, ABC Etymological Dictionary of old chinese, University of Hawaii Press, 2006, p. 263。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. ふる使い古したもの。おさがり
  2. ふる経たこと。
  3. ふる以前のもの。
  4. ゆえ体言活用語連体形などに付いて用いられる理由わけ特別事情
    • 酒の席のこと故に・・・
    • しばらく留守にする故・・・
    • 貧しさが故に・・・
  5. ゆえ由緒
  6. ゆえおもむき
  7. ゆえ縁故
  8. ゆえ故障

副詞[編集]

  1. ことさら故意に。わざとわざわざ
  2. ことさらとりたててとりわけ特に格別

形容動詞[編集]

接続詞[編集]

  1. かれ代名詞」に動詞あり」の已然形あれ」が付いたかあれ」より変化
    1. それゆえ
    2. すなわち

接頭辞[編集]

熟語[編集]

中国語[編集]

*

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

*

冠形詞[編集]

  1. (死亡していることを表す)故

熟語[編集]

ベトナム語[編集]

*

コード等[編集]

点字[編集]