あぶる

日本語

発音

• (東京式) あぶ​る [àbúꜜrù] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [a̠bɯ̟ᵝɾɯ̟ᵝ]
• (京阪式) あぶる

動詞

あぶる【炙る・焙る】

1. (調理) 火に当てこげめができるくらい軽く焼く。
2. 火に当て乾かしたり暖めたりする。

活用

活用と結合例

あぶ-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
あぶ	ら ろ	り っ	る	る	れ	れ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	あぶらない	未然形 + ない
意志・勧誘	あぶろう	未然形音便 + う
丁寧	あぶります	連用形 + ます
過去・完了・状態	あぶった	連用形音便 + た
言い切り	あぶる	終止形のみ
名詞化	あぶること	連体形 + こと
仮定条件	あぶれば	仮定形 + ば
命令	あぶれ	命令形のみ

---

古典日本語

発音

四拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)あぶるる

  (南北朝時代)あぶるる

  (室町時代)あぶるる

  (江戸時代)あぶるる

動詞

あぶる【溢る】

1. 溢（あぶ）れる。

活用

あぶ-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
あぶ	れ	れ	る	るる	るれ	れよ

諸言語への影響

• 現代日本語: あぶれる