まどわす

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日本語[編集]

語源[編集]

中世日本語:「まどはす

動詞[編集]

まどわすわす】

  1. 人の考えを混乱させる。
    • 正一郎の奇怪な剣法は師を惑わすには至らなかったが、(坂口安吾『女剣士』)〔1954年〕[1]
  2. だます。
    • また劉封孟達は、ともに三千余騎をひきいて、山中の険阻なる所に、堂々と旗を立て、味方の勢いの壮んなるところを示して、敵の心を惑わすべしと申しつけた。(吉川英治『三国志 図南の巻』)[2]

活用[編集]

まどわ-す 動詞活用表日本語の活用
サ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
まどわ
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 まどわさない 未然形 + ない
意志・勧誘 まどわそう 未然形音便 +
丁寧 まどわします 連用形 + ます
過去・完了・状態 まどわした 連用形音便 +
言い切り まどわす 終止形のみ
名詞化 まどわすこと 連体形 + こと
仮定条件 まどわせば 仮定形 +
命令 まどわせ 命令形のみ

参照[編集]

  1. 青空文庫(2016年3月4日作成)(底本:「坂口安吾全集 14」筑摩書房 1999(平成11)年6月20日初版第1刷発行 底本の親本:「小説新潮 第八巻第八号」 1954(昭和29)年5月1日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42968_58924.html 2019年7月3日参照。
  2. 青空文庫(2013年7月11日作成, 2014年7月26日修正)(底本:底本:「三国志(六)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 1989(平成元)年5月11日第1刷発行 2008(平成20)年2月1日第47刷発行「三国志(七)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 1989(平成元)年5月11日第1刷発行 2008(平成20)年12月1日第52刷発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52417_51068.html 2019年7月3日参照。