だます

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

動詞:騙す[編集]

だますす】

  1. 他人に自分の思い通りの行動をさせるために、本性隠したり、うそをつくなどして誤認させる。
    • あいつは、私を信じすぎていたのだ。私も悪い。女房を、だましすぎていた。だますより他はなかったのだ。家庭の幸福なんて、お互い嘘の上ででも無けれあ成り立たない。いままで私は、それを信じていた。女房なんて、謂(い)わば、家の道具だと信じていた。いちいち真実を吐露(とろ)し合っていたんじゃ、やり切れない。私は、いつもだましていた。それだから女房は、いつも私を好いてくれた。(太宰治・『女の決闘』)

発音[編集]

活用[編集]

翻訳[編集]

関連語[編集]

動詞:方言[編集]

だます

  1. (方言、東北・北関東・静岡等)子供あやす
  2. 灰汁を抜く。