出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版（Wiktionary）』
消 息（しょうそく、歴史的仮名遣い:せうそく、せうそこ）
- 人や物事の事情・動静。また、それを伝えるもの。
「消」は死ぬこと、「息」は生きることで、動静を意味する。
消 息（せうそく、せうそこ）
- 案内を乞うこと。
- 消息をするに「よかなり」とは誰かは言はむと、げにをかしきに、つとめて御前に参りて啓すれば、「さる事も聞こえざりつるを、昨夜の事に愛でて、入りにたりけるなめり。あはれ、彼をはしたなく言ひけむこそ、いとほしけれ」と笑はせ給ふ。（『枕草子』）
- 手紙。
- 遠き所は更なり、同じ都の内ながら、身にやんごとなく思ふ人の悩む聞きて、いかにいかにと覚束なく嘆くに、おこたりたる消息得たるもうれし。（『枕草子』）
- 知らせ、便り、消息、手紙が来ること、（結婚や妊娠などの）よい知らせ、おめでた。
- （転じて）ニュース、広報。
- ピンイン: xiāoxi
- 注音符号: ㄒㄧㄠ ㄒㄧˊ
- 広東語: siu1sik1
- 閩南語: siau-sek, siau-sit
- 客家語: sêu-sit
消 息
- 情報。
- 知らせ。
