第I類動詞

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

I (だいいちるいどうし)

  1. あるひとつの言語文法で、語根活用格変化接辞などのかたちから、一番目に分類される動詞。また、その形/形式。アイヌ語では I ~ III 、アラビア語では I ~ XV まである。
    1. (アイヌ語文法)
      1. 他動詞。目的語・目的格接頭辞・補語をとる。(主語を含めて数え)2項3項動詞
      2. 不完全自動詞。目的語・目的格接辞はとらないが、補語をとる。(主語を含めて数え)2項動詞
        • 雅語第一人称主格に a= をとるので、「a= 型」動詞とも呼ばれる。
    2. (日本語教育文法) 語幹子音で終わる動詞。「歩く(aruk-u)」「歩かない(aruk-anai)」など。子音語幹動詞学校文法における五段活用動詞と対応する。

発音(?)[編集]

だ↘いい↗ちるいど↘ーし
IPA: [dáɪitɕí(_̊)ɺ̠ɯ́ɪ́dóoɕ(i̊)]
X-SAMPA: [da_HIitɕi(_0)_Hl_a_-M_HI_Hdo_Hoɕ(i_0)]

関連語[編集]