遠心力
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日本語
[編集]名詞
[編集]- (力学) 回転する系において、回転の中心から外向きに働く力。
- (比喩的に)強調や団結を壊したり遠ざけたりする働きや影響。
- 1991年、遠藤乙彦、第121回国会衆議院[3]
- 現在のソ連、特に昨今のソ連は大変強烈な遠心力が作用している状態だと私は見ておりまして、それは政治のレベル、経済のレベル、あと連邦と共和国のレベルにおきまして大変強烈な遠心力が働いている。政治のレベルでは民主化、自由化という動き、それから経済では市場経済への移行、それからさらに共和国の独立、こういう要素が働いております。
- 2020年、経済産業省、2020年7月7日ニュースリリース[4]
- このような感染症の危機の中で、医療用品の輸出制限など緊急時における自国優先策が見られ、国際協調への遠心力が働いています。その一方で、フェイス・トゥ・フェイスの交流を必要としないデジタル技術の発展や社会実装が急速に進み、コロナテックとも呼ばれています。
- 1991年、遠藤乙彦、第121回国会衆議院[3]
翻訳
[編集]- 英語: centrifugal force
- 中国語: (繁): 離心力/ (簡): 离心力
- ドイツ語: Zentrifugalkraft
- フランス語: force centrifuge
関連語
[編集]朝鮮語
[編集]名詞
[編集]- (日本語に同じ)遠心力。
註
[編集]- ↑ 青空文庫(2008年11月12日作成)(底本:「とむらい機関車」国書刊行会、1992年5月25日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000236/files/1263_33431.html
- ↑ 青空文庫(2016年3月4日作成)(底本:「中谷宇吉郎集 第八巻」岩波書店、2001年5月7日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/57270_58835.html
- ↑ 「第121回国会 衆議院 外務委員会 第2号 平成3年8月30日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=112103968X00219910830&spkNum=69&single 2020年10月25日参照
- ↑ 2020年7月7日 "「令和2年版通商白書」を取りまとめました"(経済産業省ホームページ)政府標準利用規約(第2.0版)公開 https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200707001/20200707001.html 2020年10月25日参照。